シナリオ
明日から届く手紙
明日は28歳の誕生日。
朝から外は雨。糸を引くように降る雨に少しうんざりして、玄関を閉める。
いつもの習慣で郵便受けを開けると、二つ折りの小さなメモが入っていた。
あれ、と一瞬固まる。
切手も封筒もなく、メモだけが直接入っているなんて。
そこに書かれた一文は、なんだか見慣れた筆跡。
それは自分の字だった。
『明日の午後六時、駅前の時計台には行かないで』
悪戯……?
雨はしとしとと降り続いている。
真帆は無造作にカバンにメモを忍ばせると、ばさっと音を立てて傘を開いた。
翌朝。
二十八歳の誕生日も、雨だった。
郵便受けには、また同じようにメモが入っている。
『お願い。今度こそ私を信じて』
そんな、無理よ――。
その日、真帆は時計台で恋人の洋平と待ち合わせをしていた。
多分、そろそろプロポーズ……。
どきどき、というより、そわそわの方が大きい。
何だか水を差されたみたいで、むっとしてしまう。
夕方まで、まじめに仕事をして。
午後五時五十分。
時計台へ向かう真帆のスマートフォンに、知らない番号から電話がかかってきた。
「もしもし」
聞こえてきたのは、自分の声だった。
『まだ間に合う。そこへ行ったら、あなたは私になる』
少し低い自分の声。
喋り方も少し違う?
真帆は足を止め、スマホを握りしめた。
「あなた、誰?」
『真帆だよ』
「私が真帆だけど」
一瞬の沈黙。
電話の向こうで、自分の声が小さく笑った。
『私は二人要らないの』
28歳の誕生日を迎える真帆のもとへ、自分の筆跡で書かれた謎のメモが届くSFミステリー。 「あなたは私になる」という言葉の意味とは? 電話の相手は未来の真帆なのか、それとも別の存在なのか。 時計台で何が起きるのかなど、さまざまな方向へ物語を展開できます。
- 制作方法
- AIと人間の複合制作
- 使用AIツール
- ChatGPT
- 年齢区分
- 全年齢
SF ミステリー 恋愛 タイムリープ 手紙
他クリエイターへの共創リクエスト
電話の相手の正体、時計台で起きる出来事、洋平との関係など、自由な解釈で続きを描いてください。別視点や別展開への派生も歓迎します。
他クリエイターへの禁止事項
特になし
ギフト
ギフトを贈るまだギフトは届いていません。
